エンジュの花
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総論
夏です。
皇居の平河濠端ではエンジュ(槐)が満開となっております。

私、恥ずかしながら
今までエンジュを見たことがありませんでした。
ハリエンジュかトゲナシハリエンジュばかりで・・・
そんなわけで、このエンジュを見たとき、
ぱっと見にはなんだか花が咲いているようだ
程度にしか分からず、
よくよく見てみるとエンジュの仲間独特の葉だったので
これがエンジュか・・・となったわけです。

エンジュの仲間は色々な特徴があるのですが、
まず目につくのは、葉の形ですね。
奇数羽状複葉(フクヨウ)というもので、その時の通り、
奇数の葉をつけた羽のような複葉をつけます。
ちなみに、この複葉全体で一枚の葉です。

複葉の話。
一枚の葉とは、『落葉するときにどこから落ちるのか』
ということです。
そもそも普通の葉の形をしていたものが、
段々切れ込みが増え(カエデとかのように)、
進化の結果、最後には複葉になったと考えられています。
ですので今でも落葉するときには、もともとの葉の付け根から
落とすと考えるのが自然かもしれません。
なぜ複葉という戦略をとったのか、少し考えてみました。
木本よりも草本の方が後から登場したらしいのですが、
背の低いものたちが後から登場し、
繁栄していったというのが面白い。
まず複葉であることのメリットを考えてみる。
落葉している間、複葉でない種類に比べると体が小さいので、
その分、消費するエネルギーが少なくてすむ。
そもそも落葉樹が秋に落葉するのは、
冬期のエネルギー消費を抑える意味合いが大きい。
稼げるときに稼げるだけ稼いで、支出はとことん切るつめるということか。
次にデメリットを考えてみる
葉を展開するときに、より多くのエネルギーを必要とする。
おそらくは、メリットの方がより大きいということなんでしょう。
葉の話はこれ位にしておいて、次は花の話。

エンジュは、マメ科です。
花を見ればわかります。
花はまさにマメそのもので、つける実もマメそのもの。
といっても巨大なソラマメみたいですが(笑)

ハリエンジュの仲間と比べるとエンジュの花は
かなり控えめです。
花が咲いてるんだかなんだかすぐにはよく分かりません。
それに比べ、ハリエンジュの花は大きくて
自己主張が激しいですね・・・(笑
花の次は根の話。
マメ科ですから、はい。
当然、根粒菌(コンリュウキン)がつくわけですよ。
属にマメ科と共生(美しい表現だ)しているとされる
根粒菌ですが、実際は共生というより
植物に取り込まれているという感じです。
根粒菌は大気の大部分を占めている窒素ガスを固定します。
その窒素を肥料に使っているのがマメ科植物の特徴です。
植物に窒素肥料(尿素とか硫安とか)をやると
バカみたいに伸びが良くなりますが、
マメ科は根粒菌と共生しているおかげで
それこそバカみたいに元気なんですね・・・
「樹木と語る」ホームページ
皇居の平河濠端ではエンジュ(槐)が満開となっております。

私、恥ずかしながら
今までエンジュを見たことがありませんでした。
ハリエンジュかトゲナシハリエンジュばかりで・・・
そんなわけで、このエンジュを見たとき、
ぱっと見にはなんだか花が咲いているようだ
程度にしか分からず、
よくよく見てみるとエンジュの仲間独特の葉だったので
これがエンジュか・・・となったわけです。

エンジュの仲間は色々な特徴があるのですが、
まず目につくのは、葉の形ですね。
奇数羽状複葉(フクヨウ)というもので、その時の通り、
奇数の葉をつけた羽のような複葉をつけます。
ちなみに、この複葉全体で一枚の葉です。

複葉の話。
一枚の葉とは、『落葉するときにどこから落ちるのか』
ということです。
そもそも普通の葉の形をしていたものが、
段々切れ込みが増え(カエデとかのように)、
進化の結果、最後には複葉になったと考えられています。
ですので今でも落葉するときには、もともとの葉の付け根から
落とすと考えるのが自然かもしれません。
なぜ複葉という戦略をとったのか、少し考えてみました。
木本よりも草本の方が後から登場したらしいのですが、
背の低いものたちが後から登場し、
繁栄していったというのが面白い。
まず複葉であることのメリットを考えてみる。
落葉している間、複葉でない種類に比べると体が小さいので、
その分、消費するエネルギーが少なくてすむ。
そもそも落葉樹が秋に落葉するのは、
冬期のエネルギー消費を抑える意味合いが大きい。
稼げるときに稼げるだけ稼いで、支出はとことん切るつめるということか。
次にデメリットを考えてみる
葉を展開するときに、より多くのエネルギーを必要とする。
おそらくは、メリットの方がより大きいということなんでしょう。
葉の話はこれ位にしておいて、次は花の話。

エンジュは、マメ科です。
花を見ればわかります。
花はまさにマメそのもので、つける実もマメそのもの。
といっても巨大なソラマメみたいですが(笑)

ハリエンジュの仲間と比べるとエンジュの花は
かなり控えめです。
花が咲いてるんだかなんだかすぐにはよく分かりません。
それに比べ、ハリエンジュの花は大きくて
自己主張が激しいですね・・・(笑
花の次は根の話。
マメ科ですから、はい。
当然、根粒菌(コンリュウキン)がつくわけですよ。
属にマメ科と共生(美しい表現だ)しているとされる
根粒菌ですが、実際は共生というより
植物に取り込まれているという感じです。
根粒菌は大気の大部分を占めている窒素ガスを固定します。
その窒素を肥料に使っているのがマメ科植物の特徴です。
植物に窒素肥料(尿素とか硫安とか)をやると
バカみたいに伸びが良くなりますが、
マメ科は根粒菌と共生しているおかげで
それこそバカみたいに元気なんですね・・・
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