樹木と草の生き方の違い
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総論
木本よりも草本の方が後から登場したらしいのですが、
背の低いものたちが後から登場し、
繁栄していったというのが面白い。
特に最も『草らしい』、
一年で枯れてしまうもの(一年生草本)は、
毎年毎年、一から芽を出し、背を伸ばし、
葉を広げ、秋には枯れる。
植物は移動できませんが、
種を飛ばせば、『種としては』
移動したことと同じ意味になります。
つまり、急激な環境悪化・変化に、『個体として』は
死んでしまうかもしれないが、
毎年枯れることにより種としては
生き残る確率がずっと高くなる。
樹木の戦略はどうでしょうか?
樹木は草本に比べると個体が
生き残ることを主眼にしているように感じます。
環境が悪くなっても、
その巨体に蓄えたエネルギーでどうにか乗り切る。
何百年も生きながらえることによって、
何百年もその周りに子孫を撒き散らし続けることが出来る。
それは草本と同じで、種としては
移動していることと同じことです。
なお、このブログ関連サイト「樹木と語る」内、
『樹木学』概論 植物の生き方――植物進化の戦略と戦術も
ぜひ、ご覧下さい。
「「樹木と語る」トップページ
背の低いものたちが後から登場し、
繁栄していったというのが面白い。
特に最も『草らしい』、
一年で枯れてしまうもの(一年生草本)は、
毎年毎年、一から芽を出し、背を伸ばし、
葉を広げ、秋には枯れる。
植物は移動できませんが、
種を飛ばせば、『種としては』
移動したことと同じ意味になります。
つまり、急激な環境悪化・変化に、『個体として』は
死んでしまうかもしれないが、
毎年枯れることにより種としては
生き残る確率がずっと高くなる。
樹木の戦略はどうでしょうか?
樹木は草本に比べると個体が
生き残ることを主眼にしているように感じます。
環境が悪くなっても、
その巨体に蓄えたエネルギーでどうにか乗り切る。
何百年も生きながらえることによって、
何百年もその周りに子孫を撒き散らし続けることが出来る。
それは草本と同じで、種としては
移動していることと同じことです。
なお、このブログ関連サイト「樹木と語る」内、
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