@幹の働き
1) 枝を支える
植物の幹や茎の一番の役割は、枝を支えることです。
光合成をするのが役目である『葉』は枝が支えています。
幹は茎と違って、いわゆる『
長い年月にわたって枝を支え続けることができます。
2) 水分、養分の通り道
根で吸収した水や無機物を葉に運び、
葉で作られた有機物(炭水化物)を根の方向に運びます。
3)栄養を蓄える
光合成によって作られる炭水化物の量が、
樹木が消費するエネルギーを上回っている(つまり収支が黒字)時には、
その余剰エネルギーが幹や枝や根には長年の栄養が蓄えられています。
そのお陰で、樹木は数年、いや数十年にわたって赤字経営が続いてもなかなか枯れません。
樹木の強さはここにあります。